【ABARTH 595】マフラー音のニーズは千差万別【EXHAUST】
2024.06.27
「アバルト595」をWeb検索すると、検索窓には「アバルト うるさい」というサジェストが発生する。確かに「スポーツカー」たるアバルトは少々やんちゃなエキゾーストノーㇳを発生するが、個人的にはあくまで許容範囲と思っていた。
しかし、騒音規制が年々厳しくなって自動車全般が急速に静かになり、さらにEVやハイブリッド車などの電気モーター搭載モデルが無音に近い状態で走行する現代に至っては、アバルトが騒々しい部類のクルマにカテゴライズされても仕方がないだろう。
とはいえ「アバルト うるさい」と検索する人たちが気にしているのは、多分にレコードモンツァのエキゾーストノートだろうと勝手に思っていた。しかしつい先日、TEZZO BASEにデモカーのマフラーサウンドを確かめにお越しいただいた方は「ノーマルマフラーでも近所の目が気になる」と仰っていたのだ。
詳しくお話を伺うと、その方はアバルト595の購入を現在検討中ということで、これまでに何度かアバルト595を試乗してきたらしい。実際に試乗したアバルト595のスポーツパフォーマンスを「まるで昔乗っていたオートバイのように軽快で意のままに操れる」と絶賛され、シーンを選ばずに楽しめる万能性も後押しとなって購入寸前まできていた。
しかしただひとつの懸念点、それが排気音だ。都内の住宅地に住まいを構えているその方は実際に自宅まで試乗車を走らせたが、ノーマルマフラーにも関わらず「近所迷惑では?」という印象を感じたという。さらに知り合いのつてで某社のマフラーに交換されたアバルト595を自宅に招いたが、これも近所の目が気になるレベルだったという。
いろいろと調べた末、アバルト595の排気音は、レコードモンツァ>ノーマル>某社>TEZZOの順に小さいという情報を得て、実際にTEZZO BASEまでデモカーのエキゾーストノートを確認しに来店。そのしてTEZZOデモカーの「TEZZO lxy スポーツマフラー for アバルト595 コンペティツィオーネ」を視聴され、4種類の中ではイチバン音が小さい割りにアイドリング時などの低音は豊かであると評価していただいた。
ただ残念ながら、それでもアバルト595の購入を後押しするだけの静音レベルではなかったようだ。ジェントルな音量&音質とエンジンパワーを最適にバランスさせた「TEZZO lxy スポーツマフラー for アバルト595 コンペティツィオーネ」をもってしても期待に届かなかったのは残念だが、アバルト595の静音マフラーにニーズがあると知れたのは大きな糧になった。
この方は理想の静音マフラーを見つけられなかったことに落胆はしていたものの「もしかしたらスポーツカーを所有するチャンスはこれが最後かもしれない。こうなったら騒音が気にならない場所にガレージを借りることも検討します」と決意を語ってくれた。アバルト595のオーナーになられたら、是非アバルト595専用オリジナルパーツを多数揃えているTEZZO BASEに再訪を!
また、弊社のYouTubeチャンネル『TEZZO STYLE チャンネル』では、様々な車種に専用マフラーを開発・装着してそのエキゾーストノートを動画で紹介している。しかし動画では「音質」は何となくわかっても「音量」はわからないだろう。もしリアルな「音質」や「音量」を確認したい場合は、TEZZO BASEまで是非ご相談いただきたい。