アルファロメオ ジュリアをリフレッシュします【洗車・ポリッシュ編】
2024.04.05
アルファロメオ ジュリアをリフレッシュします【洗車・ポリッシュ編】。
見た目がくたびれてきたTEZZOデモカーのアルファロメオ ジュリアを内外装ともにリフレッシュするレポート、ちなみに施工するメニューは以下の通りです。
・TEZZO BASE ボディコーティング ダイアモンドコート
・ホイールコーティング
・ウインドウ撥水コーティング(全面)
・ヘッドライト磨き+コーティング
・樹脂コーティング
・モールコーティング(研磨あり)
・レザーコーティング
ガラス系コート「TEZZO BASE ボディコーティング ダイアモンドコート」を筆頭とするこれらのメニューは、専任の職人によるワンマン体制で施工します。今回は「洗車・ポリッシュ」編です。
まずは車体にこびり付いた汚れを完全に払拭する洗車からスタートするわけですが、その手順は一般的な洗車とは異なります。
最初にクリーニングするのはホイールやボンネットの隙間など細かい部分から。歯ブラシのように小さな洗車ブラシを駆使してボディの継ぎ目からも汚れを丹念にかき出し、細部のクリーニングを終えてからボディパネルなど大きなパーツに移ります。
洗車の仕上げにボディ全体をしっかり水ですすぎ、続いて下地つくりの要になるポリッシュ作業へと進行します。
プロの洗車によってボディはすでに輝きを取り戻しかけているのがわかるでしょうか。
オプション設定の「モールコーティング(研磨あり)」の施工風景。輸入車でよく見られるアルミモールの劣化(腐食)は、その進行具合によってはパーツ交換か塗装でしか対応できません。
TEZZOデモカーのジュリアの場合、テスト研磨した結果、ポリッシュしてからコーティングすることになりました。劣化したアルミモールの表面は紙やすりを用いすべて手作業で磨きます。
力加減によっては下地が出てしまうため、地味ながら繊細な技術が必要です。このジュリアの場合、両側のモール研磨には約3時間を要しました。研磨後(写真上右)の美しさは作業前と比べれば一目瞭然。
この上からコーティングを施すことで、再度の劣化・腐食を抑制します。
厄介なアルミモールの研磨が終わったら、いよいよボディのポリッシュです。カーボディ専用のコンパウンドを用いてポリッシャーで磨き上げていきますが、この際に重要なのがボディ表面の状態を見極めること。
塗面は各パート毎に厚みが変わっていたりしますし、ショルダーラインなど角の部分はボディの表情を決定づける重要な要素になるので、磨きすぎは取り返しのつかないことになりかねません。
細心の注意を払ってポリッシュしたボディは文字通り一皮むけた状態です。合わせてヘッドライトも研磨してあります。
次回はコーティングの様子とコーティング施工後の姿を公開。その美しい仕上がりをご覧いただきます。