アライメント調整!アルファロメオ4C 足回りのセッティング
2018.12.16
こんにちは!TEZZO BASEレース&サービス メカニックの遠藤です。
前回のブログで、大型ウィングについてお話ししましたが、やはりウィングだけではアルファロメオ4Cのトリッキーな挙動は消しきれないのが現実です。
やはり気になるポイントとしては「急激なオーバーステア」
サーキットを速く走らせるセッティング・チューニングというと、どうしても限界を上げていく方向性になりがちですが、いくら限界を上げてもドライバーが安心してドライビングが出来なければタイムを出すことは出来ません。
トリッキーな挙動は走行が安定しないほか、ドライバーの心理状態にもかかわります。
ノーマルのアルファロメオ4Cにありがちな、トリッキーな挙動を抑えるこで、安心してドライビングができる土台作りとなります。
路面と接しているタイヤ・ホイールと、ボディを繋いでいる「足回り」のセッティングこそが挙動に大きく影響します。
私も機会をもらいアルファロメオ TEZZO 4C RT1で幾度と無くアルファロメオ4Cに最適なアライメントセッティングを試行錯誤してきました。
「キャンバーを0.1°」「トーインを10’」「車高を5㎜」数値としては僅かなものですが、車両の挙動が大きく変わる要因なんです。
アライメントのセッティングがバチっと決まれば、走りもバチっと決まります。
この僅かな調整に、メカニックとしてはかなり神経を使ってセッティングするのですが、セッティングした車両の走りがバチっと決まりタイムが出ることが、私のやりがいですね(笑)
これからも「速く走る車はカッコイイ」をモットーに「カッコイイ車」を仕上げていきたいです。