アルファロメオ156 発進不可?!クラッチトラブルシューティング。
2016.08.17
こんにちは!T.BASEメカニックの遠藤です。
以前、スタッフの大塚が当店の代車として活躍しているアルファロメオ156 セレスピードにて
セレの不調によりギアが入らず発進できない!という記事がありましたよね。(こちら>>>>>★)
セレの不具合でギアが入らない&エンジンがかからないというのは、よくある症状です。
しかし、今回発進できないということでレッカー入庫したM様のアルファロメオ156 V6 2.5Lはマニュアルトランスミッションのクルマ!
発進できないというよりは、クラッチペダルがぺらぺらでクラッチが切れず、ギアが入らないという症状でした。
クラッチのマスターシリンダーや、レリーズシリンダーからクラッチフルードが漏れていると同じような症状が出たりしますが
今回は違いました。
この型のアルファ156は、プル式のクラッチカバーが採用されており
クラッチを踏むとレリーズフォークを介してレリーズベアリングがクラッチカバーを引っ張ることでクラッチが切れて、エンジン動力を遮断するのですが
このレリーズベアリングの爪が破損し、クラッチカバーから外れてしまってクラッチを踏んでもベアリングのみがフリーで動いてしまっていたため
クラッチペダルがペラペラ&クラッチが切れずどのギアにも入らない という症状が出ていたのです。
クラッチカバーとベアリングを交換するだけでも、ミッションを降ろして作業を行いますので
後々交換するときにまたミッション降ろしの工賃がかかってしまいますし、一緒にクラッチ周りをリフレッシュしちゃいましょう♪
クラッチディスクも一緒にご交換いたしました。
マスターシリンダーやレリーズシリンダも経年で劣化しておりましたので、事前にトラブル回避!!一緒に交換を行ないました。
クラッチラインも一新され、元気に走るようになりました!
T.BASEはJAF加盟店となっております。これからお盆休みでお出掛けされる方もたくさんいらっしゃると思いますが
レッカー搬入も受付けて降りますので、出先での突然のトラブルでも何なりとT.BASEへお任せ下さい!
作業予約やお問合せはお気軽にT.BASEまで!!>>>>>☆