クラッチディスク以外に原因が!アルファロメオ147 クラッチ滑り
2016.10.16
こんにちは!T.BASEメカニックの遠藤です。
先日、147 2.0セレスピードにお乗りのT様が整備のご相談でご来店されました!
T様の相談内容はこうでした。
「クラッチが滑っているのかシフトアップした後、半クラッチ状態が少し続く。水漏れも激しくて、市販の冷却水が2週間で1本なくなるぐらい継ぎ足し継ぎ足ししていたが、漏れている様子がない。そして、左後ろのパワーウィンドウが動かなくなってしまった」
まずは水漏れをチェックします。
エンジンルームや下回りをぱっと見る限り確かに冷却水が漏れている・漏れた痕跡はありません。
詳しく水路をたどっていくと、サーモスタッドから水漏れの跡と補修がありました。
その部分を過去からエアが混入⇒エアが抜けて水位が下がる⇒水を足す⇒エア混入⇒の繰り返しだったようです。
補修部分を調整し、エア抜きと水圧テストを行なった上でチェック走行し問題ないことを確認しました。
続いてクラッチのトラブルシューティングです!
開けてみると、やはりクラッチが減っていました。ちょうど交換時期です。
新品のクラッチキットに交換と、合わせてオイル漏れ予防整備としてクランクリアオイルシール、バランスシャフトエンドシールも新品に交換です!
シールと言っても、この部分はミッションを下ろさないと交換できないので
オイル漏れなどがなくてもクラッチ交換などの際に、予防として一緒に交換してしまうのがおすすめです。
セレスピードの学習値にも不具合が出ており、滑りの原因になっておりましたのでそちらも調整しクラッチ滑りの問題解決です!
最後に、左後ろのパワーウィンドウ不良ですが、ウィンドウレギュレーターの不良によるものでした。
こちらは、ウィンドウレギュレーターを交換しまして無事復活です。
最後にチェック走行を行い、不具合が全て修復されたことを確認してご納車です!
クラッチも新品になりましたので、とても元気に走るようになりましたよ!
T様、またお車で困ったことがございましたらいつでもご相談くださいませ!
皆様も、お車の不具合で困ったことなどありませんか?
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