アルファロメオ GT トラブルシューティング原因は意外なところに?!
2016.08.02
こんにちは!T.BASEメカニックの遠藤です。
いつもT.BASEへメンテナンスをお任せいただいているF様がお乗りのブルーのアルファGTです。
「走行中、突然オーディオやコンビネーションメーターが一瞬OFFになってエラーが表示される」という症状でご入庫頂きました。
思い当たるところを点検しても症状は変わらず…
どうやら、轍などで走行中に振動が起きると発症しやすい模様。
電気関係の配線やコネクターを、時間を掛けて点検していきます。あれでもないこれでもない…
まず原因の一つとしては、バッテリーのマイナス端子がかなり腐食しておりアース不良が起きておりました。
こちらは、車両側の配線端子を新品に交換しバッテリー端子も清掃しました。
ですが、まだその症状が出てしまいます。
その後もかなりの時間をかけて調べていったところ、意外なところに原因がありました!!
それがこちらのヒューズです。
一見、問題ないように見えたヒューズですが、内部で断線が起きており
振動などで一瞬接触不良が起きた直後、また元通り接触するので一瞬だけメーターなどがOFFになるという症状が出ていたわけです。
ヒューズの飛び方には種類があり、「ブツンッ」と完全に断線したもの
「断線したものの、線同士は大きく離れない」という断線。
今回の場合は後者の断線で、外見からも分からない上に、微妙な遊びによって接触したり断線したりということが起きておりました。
ヒューズを交換し、無事症状は解消されご納車です。
T.BASEでは、車両トラブルの修理ももちろん承っております。
アルファロメオやフィアットを熟知したメカニックがお客様のお車の主治医として修理させていただきます。
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